旅

連休2日目。余市へ2

ディナー会場へ入りました。 前記事の『余市へ1』はこちらをクリック

本日のディナー、料理のイメージや食材名がプリントされています。

成田シェフの料理と、倉富ソムリエが選んだ地元産のワインによるペアリング。

いよいよディナースタートです。

一皿目は『森の香り』と題した料理。シェフが自ら山で取ってきた数種類のキノコでとったコンソメ。
合わせるワインは『北のぼブラン・ド・ブラン』。余市木村農園のシャルドネを足利のココ・ファーム・ワイナリーに持って行き仕込んだワイン。長期の瓶内熟成によって、単純な「爽やかな北海道の泡」ではなく、リンゴや柑橘の果実味に、トースト、ブリオッシュ、酵母、ナッツのような熟成香が重なるタイプ。酸・旨味・ミネラル感もあり、余韻が長い熟成感のある北海道スパークリング。
二皿目は『とうもろこし』と題した料理。余市産ゴールドラッシュを使ったプリンの様な料理、カラメルはトウキビの皮を煮出しそれをガッチリ煮詰めて使用している。
合わせるワインは、北ワイン ケルナー レイトハーベスト 2023。完熟ケルナーの濃厚な甘味に、柑橘と蜂蜜の香り、爽やかな酸が調和した上品な甘口ワイン。
三皿目は『余市産甘えび』と題した料理。
合わせるワインは、天満月2024。青リンゴや洋梨を思わせる爽やかな果実味と穏やかな酸を持つ、軽やかで飲みやすい余市の白。
四皿目は『積丹町産 雲丹』と題した料理。
合わせるワインは、仁木町のドメーヌ・ブレス MUSUBI ROSE 2025。味わいは、アセロラ、さくらんぼ、ローズヒップのような赤い果実系の香り。赤い果実の香りと軽やかな酸、優しいタンニンが調和した、料理に寄り添う辛口ロゼ。

ムラサキウニとパプリカのソースが良く合う冷製パスタ。

五皿目は『ひぐま』と題した料理。ひぐまの肉に薪の香りがしっかりと、インカのめざめで作ったピューレとキノコのソースと共に。
合わせるワインは、余市町の平川ワイナリー レスプリ。余市らしい果実味と酸に、樽の深みとスパイス、旨味が重なる、エレガントな北海道の赤ワイン。どの品種を使っているか公開されていないワインで、クローブの香りが料理とマッチしている。
六皿目は『釣りキンキ』と題した料理。網走産のキンキ、ホッキ貝を丸ごと使用し空芯菜と合わせたソース。
合わせるワインは、ノース・クリーク・ファームのソーヴィニョンブラン。黄桃、レモンクリーム、ミント、紫蘇などのハーブ、桃のコンポートといった香味があり、果実の熟度と旨味、丸みを感じるタイプ。
蝦夷鹿のロースト?後の蝦夷鹿料理です。
七皿目は『鬼灯』と題した、お口直しのホオズキのソルベ。
八皿目は『蝦夷鹿』と題したお料理。蝦夷鹿肉のロティに白老牛の生ハムスライスを乗せて、赤ワインソースの他に白っぽく見えているのが聞き漏らしてしまった💦
合わせるワインは『ヨイチ・ノボリ パストゥグラン』ドメーヌ タカヒコのワイン。
ドメーヌタカヒコブランドではなく、タカヒコソガブランドになります。
Yoichi LOOPの畑を、ドメーヌ・タカヒコの醸造思想でワインにした、LOOPのための特別醸造ワインとなります。
九皿目は『黒北寄』と言う知床産の北寄貝を使ったリゾット。シジミでとった出汁でリゾット、北寄貝の蒲焼が乗っています。
合わせるワインは、ハマダヴィンヤード シャルドネ2024。北海道三笠市・達布地区の自社畑で栽培されたシャルドネ100%。2024ヴィンテージながらも厚みや熟成感があり、柑橘+パイナップルを中心にした、ふくよかで広がりのある香り。
『黒北寄』とハマダヴィンヤード シャルドネ2024。
キングメルティ(メロン)を使った締めのデザート。
ココ・ファーム・ワイナリーの『シエスタびより2022』貴腐菌の付いたブドウを選んで仕込み、野生酵母でゆっくり発酵させている。単純な「甘口ケルナー」ではなく、貴腐由来の蜂蜜っぽさや複雑性を持った、自然な甘さのワイン。

ディナーの最後は、成田シェフと一緒に。
倉富ソムリエと一緒に。

一皿ごとに料理とワインが重なり、昼間に見た葡萄畑や余市の風景まで思い浮かびます。

今日一日の時間が、最後のディナーでひとつにつながったような感覚でした。
料理もワインも素晴らしく、ゆっくりと流れていく貴重な時間。

余市という土地を、少しだけ身近に感じられた一日でした。

知らなかった景色を見て、街を歩き、その土地で生まれたものをいただく。
旅の醍醐味は、こういうところにあるのかもしれません。

今回の旅で訪れたかった場所、余市LOOP。

そこで過ごした夜は、料理とワインだけではなく、昼間に見た余市の風景まで一緒に味わったような、そんな印象深い時間になりました。

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