仕込み

『道産豚で仕立てた 香り立つ自家製ポークソーセージ』

定休日の初日、朝イチでソーセージを仕込みました。
使うのは、北海道産の銘柄豚。脂の香りは穏やかで、肉の繊維はしなやか。
しっかり冷やした状態でミンチにし、塩とスパイス、そして雪氷を加え、一気に練り上げます。

機械の音だけが響く厨房で、温度を上げないように気を配りながら、
雪氷を少しずつ加えて淡々と練り続ける時間。
肉と脂が、やがて「ひとつの質感」へと変わっていきます。

天然羊腸に詰め、整えたら、乾燥工程へ。
ゆっくりと水分を飛ばし、スモークの香りが入りやすくなるのを待ちます。

スモークの工程には、いつもどこか静かな高揚があります。
桜のチップから立ちのぼる白い煙は、冬の朝の湯気のようにやわらかく、
ソーセージの表面を、ゆっくりと染め上げていきます。

香りと色が十分に入ったら、次はボイル。
低めの温度でじっくりと火を通し、中心まで穏やかに熱を届けます。
そして、氷水でキリッと締める。
この温度差のコントラストが、あの「パリッ」とした食感を生み出します。

工程はどれも、決して派手ではありません。
けれど、ひとつひとつを丁寧に重ねていくことで、
口に入れたときにふわりと広がる香りと、心地よい弾力が生まれます。

『道産豚で仕立てた 香り立つ自家製ポークソーセージ』
シンプルだけれど、凛とした存在感をもつ一品に仕上がりました。

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